ワシントンD.C.のコンフォートインに泊まってみた。

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アメリカ合衆国ワシントンD.C.でのお宿は、コンフォート イン ダウンタウン DC / コンベンション センター(Comfort Inn Downtown DC/Convention Center)。星でいけば2~2.5。2泊しました。

 

アクセス

1201 13th Street, NW, Washington, DC, 20005, US

アムトラックでワシントンのユニオン駅に降り立ち2.5km。リンカーン記念館・ワシントン記念塔・スミソニアン博物館群・アメリカ国会議事堂が連なるナショナル・モールまではホワイトハウスを横目にしながら3km弱。デュポン・サークルまで1.6km。繁華街からは少し、離れています。ダウンタウンはオフィス&レストラン街。

 

外観

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日本でもおなじみ。コンフォートインは全世界351か国に6,000軒以上のホテルを構える世界第2位のホテルブランド。クラスとしてはエコノミー&リーズナブル。もっとも私はブランドで選んだのではなく、ガイドさんに選んでもらった。(安全と快適を買うのだからアクセス良くて設備治安プライバシーをクリアできればよく、高級ホテルのトゥー・マッチのクオリティにはこだわらない、とお伝えしてありました。)

 

チェックイン

タクシーに乗り込み、ホテルの住所を書いた紙を渡し(英語わかりません;;)10~15分でホテル到着。実を言いますと、一人で海外のホテルにチェックインするの、初めて。なんとかなるだろ。と降り立てば。フロント前がいきなり階段だ!超大型のスーツケースを脇に、ビビっていたら、宿泊客と思しきポロシャツ短パンの紳士が手伝ってくださいました。(レディーファーストのお国柄♪)

 

チェックインは、宿泊サイトの予約をプリントアウトした紙を見せ、クレジットカードとパスポート提示して無事終了。フロントのホテルウーマンが何をしゃべっているのかはさっぱりわかりませんでしたが、わかっているフリをして相槌を打ち、カードキーとWi-fiのパスワード書いたカードを受け取り、お部屋へGo!

 

客室

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広いじゃないですか~。

水回りは

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十分です。

建物はかなり古く(50~60年くらいはたっているんじゃないか)。絨毯ごしの床は気のせいではなく、若干コンクリートが波打っていましたが~。しかし今日明日に困るほどじゃなし、外観、室内とも写真のとおり、重厚なおつくりなので、許せる。エアコン(ワシントンは蒸し暑い。ボストンからワシントンD.C.入りしたのですがボストンはまことに爽やか、初秋の空気は澄み渡っていた。ところが、D.C.に降り立つと、蒸す!蒸し暑い!これでははるばる日本からやってきた甲斐がない~と思わずムッときた)ガンガンきいているし冷蔵庫・テレビ付きです。もらったパスワードをにらみ、Wi-Fiをスマホにつなぎ、日本の家族に早速メールを打つ。

 

ホテル周辺

大通り沿いですから、もちろん車の行き来する音は避けられませんが、静かです。

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ちょっと歩けばノースウエストトーマスサークルがあり、CVSがあったのでサンドイッチその他を買い込み、部屋で夕食。

そしてお楽しみの朝食は。

 

朝食

初日

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ブッフェ形式でして、一番びっくりしたのは、野菜がない!ぜんぜんない!普通、温野菜程度なら大皿にあるよな~。リンゴとオレンジはあるのです。生ものはそれきりです。かわりにパンの種類は多く、普通のパン・スコーン・ベーグル。バターもジャムも種類は多い。ミルクとかヨーグルトとかはパック入りのを冷蔵庫から出してくる。

ワッフルメーカーが備え付けてあり、焼き立てが楽しめます。1日めは使い方がわからず、ほかのお客さんが作ったり食べたりしているのを眺めているだけでしたが2日めはトライ。脇に生地を出すソフトクリームメーカーみたいな器械があり、ワンプッシュで1回分のタネが出る。それをワッフルメーカーに入れ、スイッチオン!すると2:30のタイマーが点灯し、ワッフルメーカーは上に下にと回転し、出来上がりはホカホカ、あつあつ!

客層は、ビジネス5割(背広を着ている)、シニアのご夫婦2~3割(服装がポロ&短パン、Tシャツ&スキニー)、ムスリムの女の子が2~3人のグループ。

ここまで乾きものの多いメニューだとは、とお国柄の違いに打ちのめされ、箸ならぬプラスチック・スプーンを口に運んでいましたが…。ひらめいた。

2日めは大きめの袋を持参し、ネスカフェのホットチョコレートとオートミールの小袋をごっそり頂戴し(帰ってからのばらまき土産用)、ベーグルを何個か、バターだのジャムだの牛乳・ヨーグルトとかもかなり多めに持ち帰り、昼食&夕食分くらいにはなりました。(美術館博物館まわりで疲れ果て、知らない土地でレストランで気を使ったり、ショップを品定めしたり買い物するのが億劫になってしまった)

少なからず後ろめたかったのですが、食後、ご一緒した紳士は片手にリンゴを持っていた。万国共通、考えることは皆おなじ。

 

利点(個人的)

ワシントン滞在2日めは、まる1日スミソニアンに張り付いていました。

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ホテルからスミソニアンまでは徒歩20~30分というところ。目抜き通りだけを歩いたこともありますし、建物がみんな大きい~。

そして私は方向音痴なのです。自他ともに認める地図の読めない女。行きはともかく、帰りは不安で不安でたまらなかった。(ボストンではボストン美術館に2日通いましたが帰りは2回とも道に迷い、タクシー拾ってやっとのことで宿にたどりついた)

 

この、コンフォートインのロゴ!わかりやすい!

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(トップと同じ画像恐縮です)

 

地図を片手に(外国で旅行客丸出しの行動は慎むべきだと頭ではわかっているのですが背に腹は変えられず超大国アメリカの首都の目抜き通りなら危ないこともあるまいと腹をくくった)怯えながら進み、このロゴを見つけた時のうれしさ!

 

飲み物&クッキーサービス

そして日中は、コーヒーと、レモン水と、クッキーのサービスがあるのです。フロントにサーバーが備え付けてあり、紙コップで部屋に持ち帰ることができます。クッキーはアメリカンサイズで甘くておいしい!はじめにもらってきた分では足りず、夜、再びいただきにフロントまで下りて行ったところ、レモン水とクッキーは売り切れ終了でした。コーヒーはいつでも、夜でもOK。

 

施設とサービス

客室内は 

 冷蔵庫・テレビ・アイロン・アイロン台・ドライヤー・コーヒーメーカー

 アメニティ一般。 

 当然ながら浴衣はありません。

施設全般でいけば

 全館禁煙・朝食無料・Wi-fi無料・フィットネスジムあり・売店あり・スナックバー・

 ビジネスセンター・24時間対応のフロント・ゲスト用コインランドリー・

 ランドリーサービス。

部屋数は100。小さすぎず大きすぎずちょうどいいですね~。

 

お勘定

オフシーズンならおひとり様、12,000円代くらいからで泊まれます。私が泊まったのはハイシーズン、9月下旬。1泊259ドル、2泊して税金が75.12ドル。〆て593.12ドル。

 

まとめ

日本ではビジネスホテルやファミリーホテルに泊まる機会はありますが、外国では、はずしたくない気持ちが先に立ち(汚いトコでがっかりしたり危ない目にあいたくない)ついついお金で解決できるなら…と少し奮発してしまいがちですが。リーズナブルなエコノミークラスのホテル、全然大丈夫!サービスも気取りすぎず気楽だし。快適でしたし。旅先は、誰しも目的がある。その人にとって不便なロケーションであれば、論外ですが、場所さえあえば、ほかの町でも泊ってもいいかも。チェーンホテルは、金太郎アメみたいにどこ行っても同じ…。良くいえば、ハズレを引く確率も低いように思います。

 

 

おまけは

ユニオン駅前。

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