ニューヨークのお宿はハドソンホテルニューヨークHudson Hotel New York。3泊しました。ガイドさんに選んでいただきまして、おすすめポイントは
- ニューヨークのブティックホテル。客層もスタイリッシュ(モデルさん御用達だとも)
- 立地がよくフロントが地上階でなく安全安心
- 極端にお高くない
- ボストンが民宿、ワシントンD.C.がビジネスホテルだったので、変化をつけて。
- 世界のどこでも同じのチェーンホテルとは一味違う個性。
夕ご飯は外で買ってきたので、あわせてご紹介します。
アクセス・概要
358 West 58th Street, New York City, NY 10019
セントラルパークまで徒歩5分。地下鉄最寄り駅(コロンバスサークル)から3分。ニューヨークのミッドタウンの申し分のない立地。
このホテルは、世界的なデザイナー、フィリップ・スタルクが手掛けたことでも有名。はて、スタルクって?との方は
By 663highland (Own work) [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY 2.5], via Wikimedia Commons
(東京墨田 アサヒビールスーパードライホール)
そして
(アレッシィのジューサー)
この2つをご覧いただければ、なんとなくイメージつかんでいただけるのかと。
海外テレビドラマ「セックスアンドザシティー」や「ゴシップガール」などにも登場。時代の先端を行っているイメージ。
4つ星ホテル。なんでも必要なものはそろっています。
全館禁煙・バリアフリー。レストラン・バーラウンジ・フィットネスルーム・屋上テラス(冬季閉鎖)プライベートパーク(天候によっては閉鎖)
ルームサービス・Wi-fi無料・ランドリーサービス。
客室数866 。
日本語はまず通用しないと思った方が。
外観
残念ながら、宿泊当日はエントランスは工事中でした。しっかり「HUDSON」と書いてあるので、わかりやすい。
もともとは
コンクリート打ちっぱなしの無機質なフェイス。蛍光イエローがアクセントとなり、マンハッタンの喧騒の中、ひときわ目立つ建物。
そして中に入ってみると
いきなりここは宇宙旅行の入口なのだろうか、と錯覚してしまうかのようなエスカレーターが。
フロントは打って変わって
天井にはツタがからまり、豪華なシャンデリア、光柔らかなフロント。
ライブラリー・バー。
プライベートパーク。
滞在中は天候に恵まれていたこともあり、待ち時間などはほぼここで過ごしました。
コーヒーとかオーダーしなくても席が空いていれば座っていても、特に注意はなし。マンハッタンの真ん中で青空の下、みなさんくつろいでいる。
チェックインの時に食事の案内とかも頂戴していたはずですが、悲しいかな英語はわからない。(「10パーセント」とかは聞き取れたので多分ホテル内の食事とかはルームキーを出せば割引になるのでしょう)部屋の中より断然気持ちいい!
室内
エレベーターまではおしゃれだったのです。
まず通路。
壁も床も、コンクリート打ちっぱなしなんですが…。それにこのドア。倉庫みたいだなあ。ここは本当にニューヨーク有数のホテルなのかしら。との考えがちらり頭をかすめます。しかし私はアジアの東の果ての田舎者。田舎者の感性でニューヨークを判断してはいけない。
お部屋。
ベッドまわりはさすがにコンクリートはない。壁は1面は鏡ばり、もう1面は薄型大型テレビ。
水回り。
バスタブ。
ドア部分。
出かける前に口コミサイトやホテルサイトは多少チェックしていて「部屋が狭い」との声が多かった。確かに狭い。でも、都心のホテルだって、このくらいの広さはざらだし、場所はニューヨークのマンハッタンの一等地、こんなものなんでしょうね。
そしてバスタブの仕切りがカーテン1枚でガラスばり、ついたて程度の薄さだったのは正直驚いた。
洗面台もスタルクのデザインによるもので、お椀型。
アメニティは充実。
一番びっくりしたのは、部屋の寒さ!エアコンの温度設定が華氏だったので、カチャカチャいじり、摂氏にしてみたら、18度!(注:滞在したのは9月下旬、ニューヨークは猛暑で道行く人は皆半袖、旅行客はタンクトップ&短パンがスタンダード)
外国の人は寒さを感じないのでしょうか。2日めも3日めも部屋に帰り着けば摂氏18度。震えあがってしまいました。
収納は、クローゼットのスペースはわりと広めだし、引き出しがいくつもあったので不自由しない。電気のスイッチがどこにあるのかわからず、ホテルには夜しかいなかったため、お部屋全体を明るくすることができなかったのもご愛敬。
お勘定
滞在したのはニューヨークのホテル代が1年で1番高い、世界国連総会が開かれる日前後。ニューヨークのホテル代は高い。日本の1.5倍が相場だと思え。だそうです。
おひとりさま1泊目352ドル。2泊目384ドル。3泊目368ドル。税金その他118.26ドル。〆て1,222.26ドル。もちろんハイシーズンだからこの値段なので、時期を選べば10,000円代で泊まれる時もある。(ちなみに日本人観光客の定番、ヒルトンはこの時期、70,000円台だそうです~)泊まったお部屋はスタンダードで、もう少し予算もプラスすれば一回り広いお一人様向けのお部屋もある。17,000円代~40,000円代ですね。
マンハッタンに泊まらせていただくのですから、妥当なお値段なのでしょう。ただ、宿泊客よりはその他のスペース(フロントとかレストランとかの公共スペース)に断然力入ってるなあ。が率直な感想。
食事
アクセスがいいので、どこにでも行ける。
ガイドさんに「ヒルトンの前の屋台のハラルフード(アラブ風料理)はおいしい!」と教えていただいたので、さっそく歩いていく。
THE HALAL GUY(アラブ風B級グルメ)
ヒルトンの看板をバックに、ひるがえるのぼり。NYは食費が高い。1,000~2,000円はザラ。コンビニはあるにはあるけど、日本のそれとはちょっと違ってお気軽お手軽(おにぎりとか菓子パンとか)は難しい…。屋台「ベンダー」と言いまして、全盛です。THE HALAL GUYはこのB級グルメのトップ。行列はニューヨーカーと観光客は半々。長い。しかし屋台ではに7~8人のアラブのお兄さんがキビキビと働いており、手際がいい。あっという間に行列は進み、無事Getできました。
Chicken Over Riceがウリ。鳥丼。味付けしたインディカ米の上に色どりにレタスやニンジン、アラブ風味付けの割いた鳥肉とピタパンを乗せます。ホワイトソースとレッドソースが別になっていて、お客は食べる時にこれをかける。私は辛いの大好きなので、ためらいなくレッドソースを残らず使いましたが、苦手な方は様子をみながらお使いください。おいしい!メニューにはチキン&ビーフもあったので、牛肉つきにしました。これで8ドル。安い~。そしてこのアルミ箔のお皿、直径30センチくらいある。日本人でお連れ様がいるなら、シェアしてちょうど、の量でした。
ホールフーズマーケット(オーガニックデリ)
ホテルのはす向かい、200~300mにタイムワーナービルがあり、地下は全米展開のオーガニック専門のスーパーマーケット。エコバッグが人気、とガイドブックにあったので欲しかったのですが、見つけられなかった。食事を調達に来たのですが、もちろん店内はひととおり見て回ります。
パウダーとかも量り売りだし
お花もあった。
夕食は、紙パックまたはプラスチックパックをとり、ホット・コールド・スープ・野菜とフルーツ、デザートコーナーは充実、パンもスコーンベーグル各種取り揃え、クッキーも花盛り。すべて量り売り。店内にはイートインコーナーもあり、ニューヨーカーたちは楽し気におしゃべりしながらお食事中。持ち帰ったのは
旅行中、生野菜とフルーツは貴重品なので、欲張って取った。スイーツも取らずにはいられないので、どれも1サジずつ。コーヒーつけて、お値段は20ドル台でした。お味はアメリカ風で、どれも濃厚。