スミソニアン博物館群内 国立アフリカ美術館

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 アメリカ合衆国ワシントンD.C.スミソニアン博物館群の一つ、国立アフリカ美術館。アフリカンアートの収蔵品数としては世界屈指、と聞き、楽しみにしていました。固めて観る機会は日本ではまず望めないので…。

感想

美術館内が静か

美術館の開館は10時。8時半から隣のインフォメーションセンターは会館しているので、待ち伏せて!?開館と同時に入ったのです。空いていた。ほぼ貸し切りでした。

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建物も新しく、大人な雰囲気。

展示品が新しい

美術館博物館と聞くと、紀元前何千年なんて展示にほれぼれと見とれたり、イギリスやフランスの探検隊が持ち帰った戦利品!?の数々を長年の研究の成果とともに見せていただいたりするのが常なのですが、世界有数のアフリカ芸術コレクションは、大部分が19世紀のもので、一番古いのが13~14世紀。スフィンクスをそのまま持ち帰り、中国やインドの壁画を壁ごとはがして持ち帰る勢いが、アフリカ芸術にはない。昔のものは現地で大事に守り伝えられているのでしょうか。ならいいんだけど…。かわりに、展示品のコンディションは良好です。

展示品が小ぶり

大きいもので、年代もののドアとか。タペストリーとかもありましたが、圧倒的に小ぶりの、人が生活に使うサイズのものが多い。

 ジャンルが偏っている

お面、彫刻、武具、装身具、織物、置物の人形とかが多い。繰り返しになりますが、人が生活の中で使っているものがアートとして諸外国に通用しているのですね。逆に言えば、絵がほぼない。(もちろん、アフリカ現代アーチストの作品は別ですよ!)タッシリ・ナジェールの壁画(アルジェリア。サハラ砂漠のど真ん中に現れる膨大な岩絵群)などは有名ですが、なかった。

 最初に究極のお品をお見せしましょう^^

 

 シエラレオネの象牙の角笛

Hunting horn, Sapi-Portuguese style, Bullom or Temne peoples, Sierra Leone, Late 15th century, Ivory, metal

西アフリカ シエラレオネ ブロム族またはテムネ族。15世紀後半。 64.2 x 16.4 x 9 cm 。象牙。

西アフリカの象牙は15~16世紀後半のヨーロッパの憧れ。シエラレオネの象牙細工は当時の最高峰。ヨーロッパとアフリカの両方のスタイルを取り入れ、ポルトガル人がヨーロッパにもたらしたことから「ポルトギーズスタイル」の名前が。シェルブロ・ポルトギーズ、サピ・ポルトギーズ、アフロ・ポルトギーズなど場所や民族の名前が前に来るのが常。

このホルンにもポルトガルのマヌエル1世(Manuel I 1469-1521)がアラゴン王フェルナンド2世(Fernando II)、カスティーリャ王としてはフェルナンド5世(Fernando el Católico)(1452-1516)に献上した、との銘があり、王家の紋章や、王族が狩りに興じるさまが精緻に刻まれ、象牙のアイボリーの高貴さは格別。

 

続いては、アフリカ美術といえば、これ。 

仮面

 ナイジェリアのイジョ族

Mask, Eastern Ijo or Nembe Ijo peoples, Nigeria, Early 19th to mid-20th century, Wood

西アフリカ ナイジェリア イジョ族。19世紀後半-20世紀。31 x 8.8 x 9 cm。
イジョ族はニジェール河のデルタ地域に住み、アフリカ民族の中では最も進取の気性に富む民族のひとつ。木彫りの仮面は水の精霊。額飾りが精霊のしるしです。水の精霊に連れ去られた女性が村にもどり、自分が水の中で見てきたことを語ったことから、イジョ族の水の精霊への信仰が始まったとされています。

2005年、「ライオンキング」の衣装や装飾、調度、舞台デザインの参考にと収集された約500点のアフリカ美術の品々が、ウォルト・ディズニー・カンパニーからスミソニアンの国立アフリカ美術館に寄贈され、ウォルト・ディズニー・ティシュマン・コレクションと称せられます。この仮面もその中の一つ。

 

 カメルーンのバムン族

Mask, Bamum peoples, Grassfields region, Pa Nje village, Cameroon, Late 19th to early 20th century, Wood, horns, plant fiber, spider silk

中央アフリカ カメルーン バムン族。19世紀後半~20世紀はじめ。76 x 46 x 41 cm 。

このマスクの黄色の目はクモの糸でできている。クモは神に近い存在であり、カメルーンの高原地帯では占いで実際にクモを使います。頭上の頭飾りは地位が高い男性であることを現わし、顔の横の一対の角は自然の、動物の力の象徴であり、アフリカでは動物の角は狩りや魔法、占いに広く用いられてきました。

 

 コートジボアールのセヌフォ族

NMAfA_Mask (Senufo people, Cote d' Ivoire)

西アフリカ コートジボアール セヌフォ族。19世紀後半~20世紀はじめ。36 x 17.2 x 10.5 cm 。

…虫なのか仮面なのか、一瞬迷ってしまう。が、細い目に穴が開いているわ。超面長の顎の細い顔、頭頂部と上中下の計7つの張り出した飾りがセヌフォ族の仮面の特徴。額が大きく張り出して第8の飾りになってる仮面もあるし、お顔の作りにもバリエーションは多い。

セヌフォ族はアフリカきってのアートな民族。木製のものでは仮面、椅子、ベッド、扉、置物など、濃茶色の磨きのきいた滑らかな質感とユニークな造形美はこれぞアフリカンアート。コロゴ布と呼ばれる人や動植物を生き生きと描く染め物(あとでご紹介します)でも、有名。

 

アンゴラのチョクウェ族の麗人の仮面

Female (pwo) mask

中部アフリカ アンゴラ チョクウェ族。20世紀前半。39.1×21.3×23.5cm。

 

この仮面は、若く美しい女性です。かぶるのは男性ですが。「プウォ」とは何か。

すごい説明を見つけました。

ameblo.jp

チョクエはアンゴラ東部を中心にコンゴ民主共和国からザンビアにかけて住んでいる。チョクエは「ムガンダ」の儀礼を受けた男性だけにマスクをかぶることが許されている。その踊り手は「ムキシ」と呼ばれている。チョクエの中で最も有名なものが「プウォ」と呼ばれるマスクで、女性の祖先霊を表すものという。男たちが、このマスクを手に入れるには一人の女性と結婚することと同じ意味を持っていて、彫刻師に依頼するには、結婚の意味を持つ真鍮製の腕輪を渡さなければならない。このマスクをかぶった踊り手は、女たちに子宝がさずかるよう祈り、しとやかに振舞うよう教えるという。

 

肌は滑らかな赤褐色の色(おそらく赤粘土と油を混ぜている)。使い込まれ、やや青みがかっている。額にはタトゥー。伏せた瞼には白のアイライン。細長い鼻、唇、耳、イヤリング、細面の逆三角形の輪郭。編み込みのヘアバンドと豊かな髪。ムキシが亡くなると、仮面はともに葬られます。

そして 

 

ベニン王国

ベニン王国は今の西アフリカ、ナイジェリア南部の海沿いに栄えた今は亡き幻の帝国。12世紀におこり、胡椒と布と象牙と奴隷の交易でおおいに繁栄し、絶頂期は15世紀。19世紀にイギリスとの争いに敗れ、国は消え、英国軍は破壊と略奪の限りを尽くし、貴重な品々は世界じゅうにちりじりばらばらに…。青銅彫刻と象牙彫刻が有名です。

 

ボストン美術館のおすすめ紹介記事でも

hitomi-shock.hatenablog.com

 最後に、ベニン王国のお品、取り上げています。

さて、スミソニアンのお宝は。

 

王の頭像

Commemorative head of a king, Edo peoples, Benin Kingdom, Nigeria, 18th century, Copper alloy, iron

西アフリカ ナイジェリア ベニン王国 エド族。18世紀。33×23.5×23.2cm。銅合金と鉄。

この頭像は、ひな祭りのひな人形みたいなもので、王や酋長を祀る祭壇に使われていた。今の御代のナントカ王、前の御代の偉い酋長の誰それを形作ったものではなく、王位の地位と王権の象徴ですね。冠と襟の珊瑚のビーズは富の証。

ベニン王国に銅と真鍮をもたらしたのは、ポルトガル。全盛期のベニン帝国の王、エウアレ王は王立の鋳造所を作り、鋳造に関われるのは王の目にかない、選ばれたごく一握りの匠のみ。彼らは当時の特権階級。門外不出の技を守るため、秘密を洩らした者は厳罰に処せされたのです。

 

祭壇に置く象牙立て

Altar stand, Edo peoples, Benin Kingdom, Nigeria, 18th-19th century, Copper alloy

西アフリカ ナイジェリア ベニン王国 エド族。18世紀~19世紀。24.4 x 23.5 cm 。銅合金。

おそらくは祭壇に象牙を飾る、象牙立てであったのでしょう。

正装の4人の女性(女性なんだそうです)は各々楽器を手に持ち音楽を奏でます。音色は国王の絶対性の象徴であり、女楽師であることから皇太后(イヨバ)にまつわる祭礼具であった可能性も。

16世紀、ベニン王国の英名な君主、エシギエ王は、母イディアを深く信頼し重用し、「イヨバ」という新たな称号を作って与え、男性の族長と同等とした上に、イヨバの肖像をいくつも作らせました。彼女の聡明さと高潔さを示す、今は世界中に散らばるこれらの作品が、ベニン王国の名を不朽不滅のものにしていることは間違いありません。

 

 象牙のブレスレット

Armlet, Yoruba peoples, Owo region, Nigeria, 16th century, Ivory

西アフリカ ナイジェリア ヨルバ族。16世紀。14.5 x 10.5 x 10.5 cm 。象牙。

透かし彫りも。揺れるフリンジも。からみつくワニも。みんなみんな。1本の象牙からできている!ひええぇえぇぇ…です。ワニがかみついているのはマッドフィッシュ。マッドフィッシュはアフリカのお魚。顔はベニン王国の死の使い、Ofoe。

象牙の白は、アフリカの最高神の一人、オバタラがまとう色です。オバタラは泥から人間を作り、酔って奇形を作り彼らはみな聖職者になった。見えませんが、このブレスレットの裏には聖職者が刻まれている。どこまでも神話と信仰と高貴さに満ちた逸品。

 

ゴールドのジュエリー

 アフリカでは金がとれる。西アフリカはマリ帝国の14世紀の10代皇帝、マンサ・ムーサはメッカ巡礼の時、金を持参し、行く先行く先大盤振る舞い。以後10年間、金相場が暴落したなんてエピソードも伝わっています。西アフリカでも東アフリカでも南アフリカでも採れるのです。いまや金の算出世界一は中国にその座を明け渡してしまいましたが、それまでは南アフリカ共和国が不動のトップでしたね。

輸出はもちろんのこと、身にまとう。金はジュエリーというよりは、権威と名誉の象徴でありました。そして、加賀の金箔なんか見てもわかるとおり、非常に加工しやすい。15世紀後半、難民として北アフリカにやってきたユダヤ人の金細工職人が最新の彫金技術をアフリカにもたらした。そして大航海の時代、植民地時代と、主にポルトガルとフランスの影響を受け、デザインも洗練されていきます。

スミソニアンに展示されていたゴールドジュエリーは新しかった。19~20世紀のものがほとんど。お国としては、セネガル、コートジボワール、モーリタニア、ガーナなど西アフリカのものが多かった。

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高級宝石店かと見まごうような展示。赤の展示台で、ゴールドが映える。そしてほの暗い展示室に輝く金が照らされる。細工が細かい~。

セネガルの花かごペンダント

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西アフリカ セネガル ウォロフ族。20世紀中ごろ。8.8×11.1×2.9cm。チェーンは 21.2cm。

セネガルの首都はダカール。「ダカール・ラリー」の終着地ですね。永らくフランス領であり、ダカールはフランス領西アフリカ国の首都だった。なので西アフリカの中では国力は強い方。女性はおしゃれで、「セネガルの着倒れ」なる言葉もあるんだとか。この花かごを思わせるデザイン(コスティンと名前がついている)はわりとポピュラーで、しばしば結婚式で新郎から新婦に捧げられたのだとか。

もっともこのデザインはコスティンのバリエーションで、セネガルのサン=ルイ島(フランスのサン=ルイ島じゃない。念のため)あたりではこの手のフランス風ジュエリーの生産がさかんです。繊細さを含む華麗な線細工に目が釘付け。

 

セネガルのハートとお花のイヤリング

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西アフリカ セネガル ウォロフ族。1974年。3.6 x 4.3 x 1.6 cmと3.7 x 4.4 x 1.6 cm。

中央にお花。周りにやや小さな4つの花。真ん中のお花は二重になっているのです一つ一つの花びらと縁取りの中には線細工が埋め込まれており、細い花細工の花に囲まれた2階建ての細長い花畑で覆われています。小さな球が花芯や要所に埋め込まれており、台の流れるようなラインも、いやはやここまでやるんですか~ってかんじ。セネガル女性はアクセサリーに名前をつけるのですって。セネガル全土で人気のこのイアリングは「ポーリーンダイク」。サン=ルイ島の美しき助産師をほめたたえるために。「キネの涙」と呼ばれるドロップ型のデザインもあり、セネガル女性が投票権を勝ち取り、功績のあった政治家にちなんだ名前のついた定番もあるのですって。

 

セネガルのヘアアクセサリー

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西アフリカ セネガル おそらくはトゥクロール族。1940-1950年。5.5 x 3.5 x 3.5 cm。

 1940~50年代にかけて人気のゴシ(Gossi)と呼ばれるお年を召された人妻向けのヘアスタイルに使われた。ラフィア(アフリカのヤシの木)の繊維を黒く染めたかつらの毛先に飾ります。アフリカ女性の髪の毛、縮れ毛ですものね。自毛に巧みに編み込むのだそうです。この髪飾りは洋梨型ですが種類は豊富。(丸とかお花の形とか。) 3個一組。両脇と、もう一つは、後ろなのかな…。表面に見えるつぶつぶは、裏から打ち出すのではなく、小さな丸い金が一つひとつはめこまれている。この技法はトゥクロール族が好んで用いたため、謹製トゥクロール族と推定されます。

 

あとはランダムにいきます。 

 エチオピアの盾

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東アフリカ エチオピア アムハラ族。19-20世紀。49.5 x 49.5 x 16.4 cm。銀の合金。

この鍋のフタのような丸く傘地蔵の傘のような放射状の銀板の補強が東アフリカ式、しかし銀をつかい、放射状の銀板には花模様の装飾が施されており、こちらはエチオピア軍御用達。

今も昔も、軍事産業には人とモノと叡智がつぎ込まれる。武器には最新・最高の技術が詰まっている。そして武器は使ってナンボ。実用に耐え、使い勝手が良く、作った意図と目的をクリアしなければ意味がない。機能美ですね。今の日本に生まれ、武器など縁もゆかりもない人生を生きられるありがたさをしみじみとかみしめながら、見せていただきながら、思わず、引き込まれます。

 

 魚のモチーフのボウル

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 大きい蓋つきのボウル。西アフリカ ナイジェリア 民族不明。20世紀後半。36.7 x 37.5 x 37.3 cm 。ひょうたん製。

小さいボウルは中部アフリカ チャド サラ族、Deainalさんという方が作った。1970-1973年。11.9 x 24.2 x 21.8 cm。こちらもひょうたん製。

よくアフリカの女性が頭の上に大きなボウルみたいなの乗せて歩いているのを写真で見かける。あれは、ひょうたん(まあるいひょうたんを半分に切って使う)。ひょうたんのルーツはアフリカ。軽くて加工しやすく、大小形さまざま。もちろん現代製(ブリキとかプラスチックとか)も使われていないことはありませんが、昔から使ってきたものはそうそうすたれない。

模様は、焼き印ですね。金具を熱してひょうたんにあて、模様付けをしていきます。当然部族によって守り継がれた模様がある。この2つのひょうたんは、どちらも魚がモチーフ。ナイジぇリアのアルグングというところでは、「釣り祭り」なるお祭りがあり、男たちはいかに大きな魚を捕まえるカを競う。国内最大級のイベントで、街中には市がたち、お洒落なインテリアとして、生活必需品として、こういったひょうたんを売るお店などが立ち並びます。

 

 コレゴ布

NMAfA_Wall hanging, Senufo people (Korhogo Cote d'Ivoire)

 西アフリカ コートジボワール、セヌフォ族。20世紀後半。

泥染め。自分で織った綿布にステンシルで、泥で模様を描く。ハンターは人生の謎を、山羊は男性の誇りを、魚は人生と豊かさ、鳥は自由、鶏は繁殖力と恵み、ワニは子孫繁栄 、ライオンは王家の誇り、ヘビは豊穣など、それぞれ意味があるのです。もともとはもちろん自家製、自家用。秘密結社(女人と子ども禁制。男性のみが集まって願い事とかお祈りをするアフリカの地域ごとにある行事)のイベント時に身に着けるものだったのです。色は黒、茶色、錆色になり、草木染で緑がかった黄色が入っていたりするコレゴ布もあります。アフリカのこの手のお色目の染物は幾何学模様が多く、こちらも素敵。観光客向けには機械織り・黒インクで染めた布なんかもあるそうで。もっとも、泥染めは褪色は避けられない。微妙なところです。

 

 

ヨルバ族の王冠 

Crown, Yoruba peoples, Ekiti region, Ikere, Nigeria, Early 20th century, Glass beads, cloth, plant fiber, iron

ade(王冠)。西アフリカ ナイジェリア ヨンバ族。20世紀前半。81.3×26.7×30.5cm。

アフリカと聞けば強烈な色遣いは外せない。adeと呼ばれるナイジェリアのヨルバ族の王のビーズの冠です。なぜビーズなのか。11世紀ごろ、初のヨルバ帝国イフェの王、オドゥドゥワが己の死に際し、彼の息子たち一人ひとりにビーズの冠を与え、自身の王国を樹立するために送り出した…という神話に由来します。ヨルバ民族の間では、ビーズを身に着けることができるのはごく限られた特権階級だけ。
王の顔はビーズのベールで覆われる。これは、御簾ですね。権威づけ。正面の顔はオドゥドゥワその人。
冠の先端は、鳥。かたつむりの殻を湿地にまき、鳩と雌鶏を遣わし、大地を作った。カメレオンは、大地創造の進捗状況!?偵察のため、天から降り立った。どちらもヨルバ族の神話。
…となると3人の人間は…察するに神様なのでしょう。(どこ検索しても出てこなかった)

 

ミュージアムショップ 

古いものを見てきたせいか、色目が渋い。でもさすがに館内のミュージアムショップはカラフル。鮮やかでした。

 

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まとめ

アフリカは人類の発祥地。人類のゆりかご。そして歴史が文字として、記録として残っているものが少なく、研究にも手が回らず、情報が少ない。基本よその世界の影響を受けることが少なく、見るもの展示されているもの、日本人の私には目新しく、まるっきり異なる土壌、まるっきり独自の常識で作られた品々を拝見し、脳内の今まで使っていなかった場所を刺激されたかのごとし。行ってよかった!

 入場無料。開館10時、閉館17時30分。年中無休。ただし12月25日は閉館。