ボストン滞在中にお世話になった民宿、「Tおばさんの家」のご紹介です。「Tおばさん」の「T」はオーナーの日本人女性のイニシャル。
おすすめポイント
便利・快適なロケーション
- 住所は10 Dummer St, Brookline, MA 02446。ボストン市のお隣ブルックライン町ダマー通り10番地。繁華街の真ん中ではなく、閑静な住宅街にあります。もともとは個人のお宅だったのをB&Bに改装した。
- 最寄駅はボストンの地下鉄グリーンラインのBoston University West(ボストン大学西駅)から徒歩2~3分。地下鉄でダウンタウンまで15分。ボストンレッドソックスの本拠地、フェンウェイ球場まで徒歩10分。タクシー代はボストン美術館から10ドルくらい。Boston South Station(ボストン南駅)まで20ドルくらい。ボストン・ローガン空港まで40ドルくらい(チップ抜き)。
- 治安がいい。オーナー様に「女が夜とかに一人歩きして大丈夫ですか?」と聞いてみましたところ「この辺は、安全です。でも外国ですから、お気をつけください。」とのことでした。
- 近くにコンビニ・スターバックス・メキシコ料理店あり。
日本語が通じる
- 旅の空、知らない町で小さなことでもオーナー様に気兼ねなく質問することができ、不測の事態にも言葉がわかる人がいてくださるのはありがたすぎる。
- 共有スペースでは日本語のテレビが流れ、アメリカでニュースも朝ドラも視聴可能。宿泊客が置いていった地図ガイドブック文庫本のコーナーもありました。
- 宿泊客も(私が泊まった時は)全員日本人。
良心的な価格
- 私が泊まったのは朝食・バストイレ付きで139ドル。3泊したのでお支払いしたのは前払いできっちり417ドル。(支払方法は現金とパーソナルチェック、トラベラーズチェックのみ)スイートだと1泊170ドル、お風呂共用なら1泊129ドルと90ドル。2人めからは半額。
- つまり10,000円台で泊まれる。2人目なら4ケタで泊まれる。
- 外国人だと足元を見られ、エクスペディアでもホテルコムでも高級ホテルに誘導されてしまうのではないかとつい思ってしまう私って、疑り深いのでしょうか。ボストンのホテルの相場は、最低200ドル前後からなので、助かります。ありがとうございます。
- Wi-Fi1日3ドル。前払い後、パスワードを教えてもらえば、その場でインターネット接続可能。
表札
客室
オーナー様に案内され、お部屋の鍵を開けた途端、おひとり様なのですが…。こんな大きな部屋で、いいのでしょうか。と思わず目を疑ってしまった。
ベッドは、シーツをめくってから、あ、写真まだだった、と戻して撮ったので、もちろん左のベットメイキングが正しい!?のです。シングルのお部屋で十分だったのに。でもウレシイ^^
左側の扉がバストイレ、右側の扉がクローゼット、銀色のは冷蔵庫。中にはミネラルウォーター。1本50セントでチェックアウト時に自己申告でお支払いします。
クローゼットのハンガーの数も十分だったし、中にはランドリーボックス(洗濯ネットの大型で組み立てれば立つ)が入っていたので、お風呂で洗濯物を洗って干せる。
ちなみにコインランドリーあり。洗濯1.5ドル。乾燥1.5ドル。もっとも、少量なら、洗濯機はいらないのですが。
洗面所とトイレ。洗面台に洗面道具とコスメ・メイク道具一式、置けました。
お風呂。(白いタオルは私が置きっぱなしにしてました;;)
タオル付き。歯磨き歯ブラシはなし。パジャマも持参要。
どこにも文句のつけようがない…。広いし、キレイだし、おしゃれだし…。もっとも、オーナー様からは、「日本に比べるとボストンの水道の水圧は弱いです。トイレが詰まったら呼んでください。」との説明を受けました。
部屋の鍵と家の鍵を受け取り、宿を出る時入る時、特に挨拶もいらない。(オーナー様は2階にお住まい)
朝食と2階食堂
旅の大きすぎるお楽しみ。朝食は朝7時から。
食堂は2階。明るく開放感あふれるつくり。
日本のニュースが流れ、全米のお天気を日本語でチェックできます。
1日め。
オープンサンド、スイカ(種がほとんどない。アメリカのスイカは日本のスイカと種類が違うのでしょうか。味は同じでした)、コーヒー。(コーヒーはセルフサービス)見えないのですがオープンサンドの下はワッフルメーカーで焼いたパンケーキで、メープルシロップがかかってます。
2日め。カレーとお味噌汁です。朝食なのでカレーは辛すぎずマイルドなお味。お味噌汁も程よく薄味。
3日め。チキンステーキ、ワッフルメーカーのパンケーキ。デザートのスイカ。
3日とも大満足!食事を出すとオーナー様は自分の椅子に座るので、宿泊客は今日の予定を伝えたりお願いごとをしたりおしゃべりしたり。
食堂から見えたお隣のお宅。
オーナー様の猫。「猫アレルギーの方はお気をつけください」のお宿です。
共用の台所と1階の食堂
共用の台所と食堂があり、調理道具の備え付けあり。自分で材料を買ってきて料理できる。冷蔵庫も完備されているので、名前を書いて入れておける。
夜、ここにお湯をもらいに行ったところ、2日めの晩は、ボストンレッドソックスの野球の試合を見に来たお客さんがいて、もう一人の男性とビールとおつまみ片手に「いや~、本場の野球は違うよ~」とゴキゲンで語りあっており、3人目の男性は難しそうな英語の本を開き、パソコンひろげてお勉強中。
3日めの晩はガーリックの香りとフライパンの音が響き、男性が料理の真っ最中。女性の3~4人連れが近所のコンビニで買ってきたらしいカップラーメンとかサントイッチとかを食べながらおしゃべりしていました。
お勉強、お料理、ということは。長期滞在のお客さんもいらっしゃる。朝、8時過ぎには外に出て、せっせと写真を撮っていたのですが、これから大学に向かうらしい、パソコンひろげてお勉強していた多分若き研究者の方が「撮りましょう」と玄関前でシャッター切ってくださいました。この場を借りて、ありがとうございました!
宿の近所の豪邸写真
ものすごい豪邸ばかりなのです。リスがかわいかったので、思わず追いかけて写真撮ってしまった。
その他注意事項
- 全11室(スイート1バストイレ付4、お風呂共用6)のお宿なので予約はお早めに。
- 口コミとか見てみると「壁が薄くて隣の部屋の音が聞こえる」とのことだったので、覚悟して行った。確かに、隣の部屋のシャワーの音はけっこう響いてきました。隣で赤ちゃんが夜泣きでもしたら、聞こえてきそうな気配ではあります。をこころえ、自分のシャワータイムは常識の範囲内の時間で。ちなみに室内はテレビなし。デジタル時計にラジオ付き。
- オーナー様お一人で切り回している宿なので(通いでお手伝いの男性はお一人)。宿泊客からの伝達事項は朝、忘れず伝えた方が間違いありません。
まとめ
オールマイティにおすすめできるお宿です。ボストンにお出かけの時にはぜひ。
最後に、この場を借りまして、オーナー様、大変お世話になりました。噂にたがわぬ素敵なお宿でした。どうもありがとうございました!
Tおばさんの家
住所: 10 Dummer St, Brookline, MA 02446
TEL: +1-(617)-734-8714
FAX: +1-(617)-731-5201
E-MAIL: info@tbbboston.com